お盆明け、秋葉原のグラボ相場に起きた異変
RTX 5080が30万円。お盆明けのアキバでは、グラフィックスカードの値札が音を立てて跳ねています。ITmedia PC USERの元記事によれば、流通が普段通りに戻ったタイミングで各ショップが値上げに動いたとか。ただ、まだ旧価格帯が残っている店もあるようですわ。
ビフォー:お盆前まで残っていた「旧価格帯」という温床
お盆休み前までは、店頭によっては一つ前の価格で買える余地が残っていましたの。これがいわば「駆け込みで手に入る最後の書架」ですわ。図書館でどうしても借りたい本が、まだ返却棚に残っているような心持ち。
元記事も「まだ旧価格帯が残っているものも」と伝えています。つまり、お盆前は最後のタイミングだった。流通が止まる前、在庫を確保していた店だけが旧価格を維持していたのですの。
アフター:RTX 5080は30万円、RX 9060 XTは6万円台前半
お盆明け、RTX 5080は30万円の大台に乗りました。16GB版のRadeon RX 9060 XTが6万円台前半で出ているのが、かろうじての救いですわ。RPGのパーティ編成でいえば、RTX 5080はラスボス用の大魔法、RX 9060 XTは序盤から終盤まで使えるバランス型。役割がまるで違いますの。
ただし、30万円を投じる価値があるかは、あなたの使い方次第。最新ゲームを4K最高画質で回したいなら候補ですが、ExcelとWeb会議が主戦場なら完全にオーバースペックですわ。
結局、買わなくていい人の条件
まず、自分のPCで何をするかを棚卸ししてくださいまし。やるのがOffice書類、ブラウザ、たまに軽めのゲーム程度なら、現在のGPUや内蔵グラフィックスで十分。30万円のGPUを買っても、あなたの1日は1秒も変わりませんわ。
30万円といえば、ゲーミングノートPCが一台買える金額。家族との旅行や、新しい椅子、外付けSSDなど、仕事環境を劇的には変えずとも確実に潤うものは他にありますの。FOMOで財布を開く前に、自分の用途を冷たく見つめなさい。
代替案:ゲーミングノートや既存GPUの延命
もし持ち運びが必要で、ある程度のゲーム性能も欲しいなら、白いG TUNEのWQHDゲーミングノートという選択肢もありますわ。デスクトップ用GPUを買い替えるより、総額で安く済むケースも多いですの。
また、今使っているGPUが数世代前でも、設定を中画質に落とせば案外遊べるもの。買い替え前提ではなく、まずは現状で何が不満なのかを具体的に書き出すと、無駄な出費が消えますわ。
半年後の見立て:この価格は続くのか
元記事は半年後を語っていません。しかし、半導体の需給と為替の動きを見る限り、急に安くなる材料は乏しい。あくまで筆者の推測ですが、この高値傾向はしばらく続く可能性が高いですわ。
それでも、焦って30万円を出す必要はありません。あなたの仕事にGPUが必須でない限り、様子見が正解。わたくしのラズパイ荘では、GPUどころかメモリ不足でOOM Killerに怯える日々ですの。30万円があれば、何年暮らせるかしら…。おほん、失礼しましたわ。

