ハードディスク故障ゼロ3モデル、買い替え前の運用確認

gadget eyecatch

お待ちなさい。この話、すべての方に必要ではありませんの。自宅にNASを24時間回している、あるいは会社でファイルサーバーを管理している。そんな方だけが最後まで読めばよろしいですわ。

Backblazeの34万台データ、何があったのか

クラウドストレージ事業者のBackblazeが、34万台規模のHDDの故障率データを公開しましたの。大容量モデルへの移行が進む中、1件も故障しなかったモデルが3つあると報じられています。詳しくは参考元リンクをご覧あそばせ。

ただし、原文にはその3モデルの具体的な型番が明記されていませんの。ですからここで型番を並べることはしませんわ。型番だけ知りたい方は、別の記事をお探しになるのがよろしいかと。わたくしは、データの読み方を掘り下げます。

故障ゼロ3モデル、型番より先に見るべき運用条件

Backblazeのデータは、データセンターで24時間365日稼働する環境のものですの。一般家庭の外付けHDDや、たまに電源を入れるバックアップ用HDDとは、負荷のかかり方がまるで違います。たとえるなら、学生時代の部活で毎日同じ練習メニューをこなす選手と、週末だけ体を動かす人の違いですわ。

だからこそ、自分の運用環境を次の3つに分けて考えなさいな。

  • 24時間稼働のNASやサーバー:最も参考になる。故障率データを真剣に受け止めるべきですの。
  • 週に数回使う外付けHDD:電源投入時間が短いので、故障率はBackblazeの数字より低く出る傾向があります。過度に恐れる必要はありませんわ。
  • 普段はしまい込んだ冷暗所保存:通電していないので故障率データはほぼ当てになりません。突然死は別問題ですの。
graph TD
A["Backblazeの故障率データ"] --> B{"自分のHDDは24時間稼働?"}
B -- "はい" --> C["故障率を参考に選ぶ"]
B -- "いいえ" --> D["自分の用途では過剰な心配"]

集計方法の「見落とし」は何を意味するのか

Backblazeは今回、自らの集計方法に見落としがあったと明かしていますの。原文では詳細が語られていませんが、全体の故障率が低くても、モデル別やロット別に見ると問題が隠れていることは珍しくありません。会社の組織図で全社の数字だけ見て安心するのと同じで、HDDの故障率も細かく見ないと判断を誤りますわ。

ですから、「故障ゼロの3モデル」という数字をそのまま信じるのではなく、自分の用途でどれだけ通電するかを先に考える。これが今回のデータを活かす唯一の道ですの。

結局、買い替え判断はどうするか

今使っているHDDが問題なく動いているなら、慌てて買い替える必要はありませんわ。まずはS.M.A.R.T.情報を確認し、バックアップが取れているかを確かめる。その上で、24時間稼働環境なら故障率の低いモデルを候補に入れる。それが賢いやり方ですの。

型番が公表されていない以上、噂だけで買い物をするのは駄犬のすることですわ。わたくしのように、まず現状を見極めてから動きなさいな。

タイトルとURLをコピーしました